世界の旅(7) 人生最悪の出張 前編

ヨーロッパや東南アジアへ日本からも直行便が飛んでいますが、私がよく行ったアフリカや中東は必ず乗り換えがあります。機材故障などによる遅延、乗り遅れは何度もありますが、最悪に出張のお話しをします。

あれは11年位前のこと。アフリカのアンゴラとスーダンを2週間で続けていくという出張がありました。いやな予感はありました。ルートは、羽田-仁川、仁川-ドバイ、ドバイ-ルアンダ(アンゴラの首都)、ルアンダ-ヨハネスブルグ、ヨハネスブルグ-ナイロビ、ナイロビ-ハルツーム(スーダンの首都)、ハルツーム-ドバイ、ドバイ-香港、香港-羽田。アフリカ内の移動はヨーロッパ、ヨハネスブルグ、ドバイに一旦出ないといけません。

初日、羽田から仁川空港に移動、夜12時のフライトでしたが、乗り込んだものの機材不良で出発できず、朝の6時ごろ飛行機から出され、ホテル待機となりました。いつ飛ぶかの情報はないのでひたすら部屋で待機。ドバイの乗り継ぎを係り員に聞いてみるとここでは手続きできないのでドバイでやれ、とのこと。

18時間後に仁川離陸。ドバイに着いてすぐにアンゴラまでのフライトを確認すると翌日になるとのこと。翌日フライトの座席確認とホテルの確保が済んで出国しようとすると、ビザが必要とのこと(トランジットなのでビザはとっていなかった)。この手続きにおよそ3時間。ホテルに着いたのは真夜中。

翌日、ドバイからアンゴラまでのフライトは順調。と思ったら、空港に着くと同行者のスーツケースが未着。ロストバッゲージ。同行者のスーツケースはヨハネスブルグに移動前日にようやく到着。つづく・・・。

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