2019年を想う・・

今年で60歳になりました。頭の中と気持ちは10代の頃とあんまり変わってませんが。江戸時代の頃は人生50年と言われてましたので、もう10年も長く生きています。生きてるだけでもうけもん、ですね。

2019年は私にとってとてもいい年になりました。私は20歳の頃に、中国に関わる仕事をしたいと思いたち、大学も受けなおして中国と関わりを持つようになり、はや40年。とはいえ、今年までの11年間は中国の仕事から離れていました。

4月から久々に中国の仕事を任され、この40年間の取り組み(日中友好のためのある部分)を総括する仕事を任されました。シンポジウムと写真展を北京で開くための企画と準備に半年。そして12月に無事に大掛かりなイベントを終えることが出来ました。若い頃の青い思いを全うできる人は多くないと思います。私は幸せです。

そして、今私の中で一番やりたい木彫りでも大きな変化がありました。5年前に突然湧いてきた「木を彫りたい」という思い。心の思うままにひたすら好きなものを彫ってきましたが、この1年で木彫りへのスタンスに変化で出てきました。

自分の彫ったものが、自分だけではなく他の人の思いにつながるという事。自分が彫ったいきものたちが他の人の生活の中でいきづいていくということ。これは今まで考えたことも想像したこともないことでした。

いい年になりました。私の拙い作品に見ていただいた全ての方に感謝いたします。皆さまの来年が素晴らしい年になることを祈っています。ありがとうございました。写真は今年をしめくくる作品、きっちゃんです。

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