もう20年以上前ですが、太平洋島しょ国を飛び回っていた時期があります。今回はソロモン諸島について。日本からの直行便ないのでパプアニューギニア経由となります。パプアニューギニアでは衝撃的な話しがてんこ盛りですが、次の機会ということで。
治安の悪いパプアニューギニアからソロモンに着いたときは心底ほっとっしました。街をぶらぶら歩けることが嬉しかった。海も綺麗だし、食事も美味しかった。首都でも信号がないということもよかった。
首都のあるガダルカナルからキラキラ島に行くこととなり、まず近くの島までセスナ機で移動ということになりました。セスナ機が着陸したのは写真の原っぱ。これが滑走路です。そこからモーターボートで小一時間でキラキラ島に到着。
ここで働く日本人の方に会いに行ったのですが、驚いたのはジャングルばかりの小さな島なのに中国人が経営するキオスクがあったこと。こんなところにも中国人は進出しています。
太平洋戦争当時、ガダルカナルに駐留していた日本軍は全滅しました。アメリカ軍との戦闘以外でもマラリアで亡くなった方が多かったとのこと。日本からはるかかなたのこの地で家族や故郷を想いながら亡くなった方の事を思うと胸が締め付けられます。クリントイーストウッドの硫黄島からの手紙を見た時にガダルカナルの事を思い出しました。