世界の旅(15)バヌアツ

バヌアツ、と聞いてあの国のことね、と言えたらあなたは相当旅慣れた方です。ほとんどの人は、国であることもわからないと思います。さて、どこら辺にあるでしょう?答えは太平洋の真ん中あたり。民族的にはメラネシア系なので、パプアニューギニアやソロモンと同じ民族になります。20年前に訪問しました。仕事で。

出張で行けと言われたので、行きましたが、私もどこにあるのかも知りませんでした。もちろん直行便はないので、いろいろ経由してようやく着いたバヌアツは素敵なところでした。きれいな海、程よい山があり、川も流れています。トンガのようにサンゴ礁でできたところは真っ平。山も川もない。海だけ。ところがバヌアツはアンジュレーションがあり、そのせいか海は豊かで桟橋から下を覗くといろんな生物を見ることができました。

風光明媚で、Meridenホテルを筆頭におしゃれなホテルがたくさん。公用語が英語と仏語なので、ヨーロッパからの観光客ばかり。スーツを着て仕事モードの人間は我々だけ。。。かなり恥ずかしかった。一仕事終えた時に、誰ともなくカヴァ・バーに行きませんかということに。この辺りではアルコールはできないので、一杯ひっかけるのはカヴァ。胡椒科の植物をネちょねちょ噛んで作る、泥水みたな飲み物。

バヌアツの人は仕事が終わると、カヴァを一杯ひっかけるのが日常。で、行きました、カヴァバーに。薄暗い店の中でカヴァを注文。ビールジョッキの中に泥水が満たされています。匂いは漢方薬。躊躇っていると、地元のサラーマンが早く飲めと催促。ジョッキが足りないので、私が飲み干すのを待っているわけです。しゃーない、覚悟を決めて飲み干しました。不味かった・・。でもバヌアツいいところでした。住みたいと思った国のひとつです。

 

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