サルビアの花

コロナ禍の中1年が過ぎました。在宅勤務、飲み会の自粛。長いこと生きていますが初めての経験でした。毎日同じような日が続き、思い出というものがありません。私などはどうでもいいんですが、若い人たち、特に学生の皆さんは本当につらいのだと思います。

私のリフレッシュはやはり木彫りです。週末に木彫りに没頭できているのでなんとか精神状態を保っています。スマホをxperia5に代えてから今まで以上にYouTubeで音楽を聴いています。彫っている時は必ず。さすがのsony、音質は素晴らしい。

最近聴いているのは『サルビアの花』半世紀前の曲です。「いつも、いつも思っていた。サルビアの花をあなたの部屋の中に投げ入れたくて・・」という失恋の歌。

私は親父の男子校に行けという圧に耐えて共学の高校に行きました。ところが1年の時は共学高校の中にある男子クラスに入れられました。しかも校舎も共学クラスとば別棟という最悪の状況。

遠足もあったのですが、バスの中は当然男ばかり。お決まりの歌合戦になり、学年1番の秀才のクラスメート(丸刈りでくそ真面目)が、マイクをとるとサルビアの花を歌いだしました。初めて聞く曲ですが、妙に心に沁みました。

どういうわけか、コロナ禍の中で突然このサルビアの花が聞きたくなり、YouTubeで検索するとすぐに出てきました。今聞いても心に沁みます。私もサルビアの花をあの子の部屋に投げ入れたかったなぁ。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です