昨晩の情熱大陸で彫刻家のはしもとみおさんが登場しました。私のブログの中でも動物を彫るきっかけが、はしもとみおさんの入門本だということに触れていたせいか、友人・姉からも番組放送のリマインドがありました。
はしもとみおさんは、唯一無二の木彫りを生み出しています。木彫りを始めてから、動物を彫る有名な作家の作品は一通り見てきました。好きな作家はクロヌマタカトシさん、はしもとみおさん、大森暁生さん、です。
でも、ある時から生の作品はなるべく見ないようにしています。どうしても寄せていってしまうんですね。技術もないのに。横目でちらりと見るくらい。が丁度いい。
はしもとさんも、できた作品に満足していない。ずっと違和感を修正していく、と言っています。天と地くらい才能と技術に差がある私ですが、同じ思いをずっと持っています。
この気持ちを私も持っている限り、木彫りを続けていけるのだと思います。とても、とても共感します。満足しないこと、いや、できないこと。楽しいけど、辛いこと。
アザラシは今日もずっと修正していました。それから次回作は珍しくデッサンしています。このデッサンもずっと修正しています。うまく言えませんが、ピントが合うまで続くのだと思います。あと、もうちょっと。。