手放せない作品-2

木彫りの最初の作品は鰤でした。50~52歳まで福岡に単身赴任した時、宿舎が海まで50mくらいのところにあったんです。元々渓流でのルアーフィッシングとフライフィッシュをやっていた釣りばかなので、あっという間にサーフでのルアーフィッシングにどはまりしました。

福岡滞在の2年3か月の間に釣行200回。単身赴任だったので制御が効かなくなり、朝4時起きで釣りをしてから出勤という狂いよう・・。

埼玉に戻ってから釣りに行けないストレスが手元にあった木材で鰤を彫らせたというのが・・・木彫りの始まりです。

その後は片っ端からこれまで釣り上げた魚を彫りました。1年くらい経った頃でしょうか。ふと彫ってみようと思ったのが写真のアロワナです。口元の髭を彫りたいと思ったのがきっかけだったと思います。

当時は機械類は全く持っていなかったので、すべて手作業。鋸も彫刻刀も高価なものではなく普通のものばかり。多分2か月近く時間をかけたと思います。

これが私の一番の傑作です。今このアロワナを彫って見ろと言われても、どう彫っていいのか見当もつきません。なんで彫れたんだろう。不思議です。。

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