世界の旅(1)台湾

木彫りネタがありません。ふと思いついたのが、これまで行った世界の旅の記録を時系列で紹介してはどうかというもの。私の記憶の保存という意味も込めてしばしお付き合いください(今後の木彫りネタのない時にご披露します)。

私の初海外は台湾。1982年、大学3年生の時です。1ヶ月ほど台北の国語日報語学センターで中国語を勉強をしました。。

当時の台湾は戒厳令がひかれていて、武装した兵隊が交通の要所に配置され、毎晩戦車が通りを往来しているような状態でしたが、台湾が「大好き」になってしまいました。まず食事がおいしいこと。何を食べてもおいしかったのですが、毎日食べていたのは水餃子、飲んでいたのは台湾ビールです。まさに至福のひと時でした。

それから大変親日的なところが居心地をよくしてくれました。私は暇さえあれば街中を歩き回っていましたが、「日本人の方ですか」と日本語で声をかけられ、そのまましばらく話し込むということが度々ありました。私は反日的なところもあるはずと思っていましたので、この点は拍子抜けしたくらいです。

私自身はこの台湾訪問以降、大陸との関係を強めて今日に至るわけですが、台湾に対するシンパシーは今も変わりません。同じ島国だからかもしれませんが、大陸のドライさに疲れた時に台湾の人と話しをすると本当にそう感じます。

国語日報語学センターでの私の先生は台湾大学出の才女で、非常にキレイな普通語を話しました(しかもとても可愛らしかった・・)。台湾を離れる際に、どうしてもビートルズのイエスタディをプレゼントしたくて台北中を探し回りました。ようやく買ったテープは帰国前日に渡すことが出来ました。先生、どうしてるかな・・。

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