世界の旅(3)中国その2

前回は桂林空港に着いたところまででしたが、今日はその続きを。*1984年くらいの話しです。

空港からバスに乗って桂林市内に着くと、まずはホテル探しです。すぐに丹桂飯店というホテルが目に入りました(37年前の事ですが憶えてました)。ドミトリーはあるかと聞くと空きベッドもあるとのこと。最上階のドミトリーに行くと日本人を含めた外国人が20名くらいいました。バックパッカーですね。

桂林の街は漓江下りで有名な観光地ですが、当時はまだまだ外国人観光客も少なく、のんびりとしていました。スローな雰囲気が気に入り5日くらいいたと思います。食事が口に合ったことも長いした理由でもあります。椎茸うどんが美味しかった・・。

時期は2月くらいですが、桂林は中国の南にあるのでそんなに寒くはありません。一人で街をぶらつき、ドミトリーで知り合った日本人と食事をしたり(片言の中国語は話せたのが良かったみたいです)。ゆったりと過ごしました。

桂林に着いたらやるべきことは漓江下り。写真は私が乗った船。水墨画のような風景をお見せしたかったのですが、写真が見つからず。船内では私が日本人だと分かると、中国で当時流行っていた『四季の歌』や千昌夫の『故郷?』を唄ってくれくれと船のスタッフに頼まれ、大声で(適当に)唄ったことを覚えています。いい時代でした。日中関係も最も良好な時期でした。

桂林の次は湖南省の長沙に汽車で20時間の移動。タフな旅の話しは次回でします。

*この後、私は3度の中国駐在をすることになります。3回目の駐在の時に再び漓江下りをする機会(2006年くらい)がありました(仕事ですが)。全く変わらない素晴らしい風景にしばし時間を忘れるひと時がありました。

*文太くん、彫り直し、塗り直しを続けています。

 

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