手を舐める猫

猫の写真を色々見てると、何かを舐めている画像が多いことに気づきました。毛づくろいや手を舐めているところ。ハァハァという犬と比べて、艶っぽい・・。というか艶めかしい。って感じるは私だけでしょうか。次回作は手を舐める猫。なんとか艶っぽい姿を表現できるといいんですが。体を少しひねって、軽く首をかしげている姿は難易度高し。うまくできるかわかりませんが頑張ります。

猫錬9

昨日今日と栃木の実家に帰りました。東北道沿いの里山の紅葉がとても綺麗でした。茶色、橙色をベースとした絶妙のグラデーション。大好きです。紅葉に限らず、トタンの赤茶けた錆も大好物。インスタグラムではメタルの錆の写真を撮っている人をフォローしています。

さて、丸い猫完成です。完成後早速気になるところを修正中。今彫っている猫たちは2月にある所で展示する予定。近づきましたら告知します。その時にはこの写真より良くなっていると思います。

猫はますます丸くなる

いや~寒いですね。ようやく平年並みになったんだと思いますが、今年は妙に体にこたえます。たぶん12月初旬まで温かくなったからですね。このまま温暖化が進むのかと心配したせいで、寒くなって安心しましたが、やっぱり寒い・・。

それに加えて1年経つのが速い事。毎年感じますが、この1年は一番速い(毎年同じことを言ってます)。今の本業(木彫りではなく)があまり楽しくないので、早く時間が過ぎろ、早く週末になれ、と念じてるせいですかね。そう考えるとすごく時間を無駄に使っているようで残念です。

帰宅後はこつこつ彫り続けて、ほぼ彫りは終わりました。満足度70%。もう少しうまくできたはず。次は彩色で頑張ります。土曜日に完成した姿をお見せできると思います。明日は飲み会。ワインバーなので飲みすぎ間違いなし。

師走

今日は寒かったですね。ようやく師走が来たと肌で感じました。師走になると学生時代の大晦日を思い出します。学生時代は色んなバイトをしました。1~3年の夏は尾瀬の山小屋でバイトをしました。平地に居る時には大学近くの八百屋で4年間バイトをしていました。

お店は高田馬場の早稲田通りにあって、なんと隣に虫プロがありました。一度だけ手塚治虫先生をお見かけしたことがあります。今でも麻雀を打っている学生時代の友だち数人と毎日入れ替わりで野菜を売ってました。一人も欠けることなく4年間バイトを続けたのはおやっさんとおかみさんの人柄です。

家に呼んでもらってご飯を食べさせてもらったり、まだ食べられるけど少し痛んで売れない野菜や果物をたくさんもらったりと、貧しい学生時代の食生活を支えてもらいました。そして毎年大晦日は大忙し。仲間全員が店に立ち昼から8時くらいまで大売り出しです。店を閉めた後にはおやっさんが全員にミカンを一箱プレゼントしてくれます。私はそれを愛車のヤマハDT250の荷台に括り付け、寒さに震えながら栃木の実家に帰るのが私の大晦日でした。

話しは長くなりましたが、写真の前掛け。これは学生時代におやっさんからいただいたもの。いつか使うこともあろうかと捨てずに持っておくこと35年。木彫りを始めた4年前からついに前掛けも陽の目を見ることに。おやっさん、ちゃんと使ってますよ! と今度近くに行った際には言ってあげよう。実は今でも夫婦二人で八百屋を続けていてたまに顔をだしています。

猫は丸くなる

色を削り落とした猫ですが、写真の様に白と黒のシンプルな色合いにしました。今回はドライブラシに戻して薄っすらと彩色。良くなりました。目も塗り直そうかと思ったんですが、結局はいじらず。気になるところが出てきたら、ためらわずにやり直す。何度でも。妥協はしない、という姿勢が大事だと思います。

今日はラグビーのTV放送もないので、一日作業をしようかと思っていました。が、寒い。青空工房の哀しいところ・・。新作の切りを1時間半+彫りを一時間やったところでギブアップ。このまま続けたら風邪をひくとおもって中断。作業は止めましたが、ようやく師走らしくなりました。

地球温暖化を憂う私は、ようやく寒くなって安心した気持ちの方が強いです。寒くなれば猫は丸くなる。丸くなる猫が次回作です。。

 

猫練8

伸びをする猫完成しました。私的には合格点ですが、写真に撮ると今一。なんでですかね。今日は次回作の切りまでやるつもりでしたが、ラグビートップリーグの準決勝2試合が午後TV放送があったため、そちらを優先。作業は出来ませんでした。2試合ともいい試合でした。

2ヶ月前に作った佇む猫ですが、以前から気になっていたところが2つあり。一つは肩が高いところ、二つめは色。次回作の作業の代わりに佇む猫の肩の部分を削って低くして、全身の色も削り落としました。全く違う色に塗り直します。

猫練7

伸びをする猫の彫りは終わりました。意外とよくできました。猫のしなやかさが表現できたと思います。土曜日に仕上げて(彩色)ブログでも報告します。猫も集中して彫っていると楽しくなってきました。

ということで伸び猫完成前に次回作が決まりました。師走(といっても寒くない)ですので丸くなった猫にしました。実は次々回作も決まってしまい、俯く猫に。この週末に伸び猫の彩色と丸猫と俯く猫の切りまでやるつもりです。

猫に嵌りつつある自分が不思議・・。猫展やります!

晩秋の奥多摩とジビエ

行ってきました奥多摩。写真は軍畑駅。昔の職場の同僚たちです。このメンバー+αで、BBQ,カラオケ、ラグビー観戦などを楽しんでいます。右端が私ですが、他の男性2人との共通点はアウトドア。最近集まると話題はマタギ。私は熊谷達也のマタギシリーズを読んですっかり嵌ってしまいました。木彫りとマタギをしながら山の中で生活できたらと半分本気で考えています。

この日は左端のH氏が鹿のソーセージとイノシシのヒレ肉を持参。炭でじっくりと焼きながら、焼酎とワインで堪能しました。ジビエですね。食と環境に興味があって随分勉強しました。私たちが食べているモノ(特に肉)が如何に危険なのかを知ってしまった私は、天然の肉=ジビエに辿り着いたわけですね。

H氏が12月15,16日にイノシシやシカの解体体験ができるところがあるから一緒に行こうと誘ってきました。福岡時代に60㎝超えの鱸や鰤を自分で釣って、捌いて、食べていたので、イノシシかシカの解体も正直興味がありました。年内の週末は予定が入っているので難しい・・。がもう少し考えてみます。

 

猫練6

この3週間くらい個展の準備やなんやかやと忙しくて作業ができませんでした。今日久々に鋸での切り、鑿と彫刻刀で彫りと作業をすることができました。やっぱり楠を彫るのが好きなんだなとしみじみと思った次第です。昨日は作品を展示したいと言ってくれたお店で打ち合わせをしてきました。来年1月の企画展で作品をお見せできるかもしれません。決まりましたらお知らせします。

明日は半年前に奥多摩にBBQに行った連中とまたまた奥多摩でBBQ。紅葉は終わっていますね、多分。晩秋の奥多摩を堪能してきます。飲みすぎ注意ですね。気を付けます。

個展無事に終了しました!

7か月かけて準備した個展も無事終了しました。ひたすら柴犬を彫った日々。一つのテーマを彫り続けることで得ることも多くありました。自信にもなりました。技術的な面もありますが、それよりも木彫りに向かう姿勢に変化があったように思います。来年は猫展を開くつもりです(テーマ変わるかもしれませんが・・・)。

猫練を再開します。次回作は伸びをする猫。どれだけリラックスした状態を表現できるかがポイント。口を閉じるか開けるかを思案中。三毛猫にしようかな。

写真下は茶トラの最終形。結局目を閉じた状態にしました。個展の時に展示だけと思って隅っこに置いといたら欲しいという人が現れて、売れてしまいました。